CSLMデジタル・アセット・アクイジション・コープIII (NASDAQ: KOYN) とファースト・デジタル・グループ、…
ファースト・デジタル・グループは、コンプライアンス第一で完全裏付型の信託枠組みと、急速に拡大中のグローバル決済・インフラエコシステムに支えられた、世界第3位の取引高を誇るステーブルコイン「FDUSD」の背後にあるグループで、ステーブルコインおよびデジタル資産インフラの主要プロバイダーである
ニューヨーク州ニューヨークおよび香港発, Dec. 02, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- ファースト・デジタル・グループ (First Digital Group Ltd.) (以下「ファースト・デジタル」または「同社」) と上場特別目的買収会社であるCSLMデジタル・アセット・アクイジション・コープIII (CSLM Digital Asset Acquisition Corp III, Ltd.) (以下「KOYN」) は、提案中の企業結合に関する非拘束の趣意書 (以下「LOI」) を締結したことを共同で発表した。 完了後、合併後の企業は米国国内の証券取引所で上場される見込みである。
ファースト・デジタル・グループ: デジタル資産インフラのグローバルリーダー
ファースト・デジタルは、デジタル金融分野において最も先進的で急成長中のイノベーター企業の1社としての地位を確立してきた。同社は、従来の信託・カストディサービスとしてのルーツから発展し、機関投資家向けデジタル資産インフラのグローバルプロバイダーへと進化を遂げた。 2019年に設立され、2022年にジブラルタル拠点のファースト・デジタル・グループの下で再編された同社は、現在複数の法域で事業を展開しており、コンプライアンス第一の運営モデルと、安全で信頼性が高く拡張性のある金融技術ソリューションの提供実績を有している。
ファースト・デジタルの中心的商品は、香港登録の破産隔離型信託構造で保有される現金および現金同等物によって完全に裏付けられた米ドル建てステーブルコイン、FDUSDである。 FDUSDは中央集権型取引所において最も活発に取引されているステーブルコインの一つとして急速に地位を確立し、ローンチ後4ヵ月で時価総額10億米ドル (約1,550億円) を超え、その後採用が加速する中で流通高が44億米ドル (約6,835億円) を超えるピークを記録した。 FDUSDは、ティア1取引所でのインテグレーションと世界クラスの流動性パートナーに支えられ、ローンチ以来累計2兆米ドル (約311兆円) 以上の取引高を処理しており、世界市場における深い流動性と持続的な需要を実証している。 FDUSDは、有認可のカストディアン提携先が管理する分離された準備金によって完全に裏付けられており、独立した月次監査と強健なAML/KYC管理によって支えられている。これらのことにより、FDUSDは取引所、機関ユーザー、オンチェーン決済アプリケーションにとって、大きな信頼を受けており拡張性のあるデジタルドルとなっている。
ファースト・デジタルは、主要金融センターでのライセンス取得と登録に基づく、コンプライアンス第一の規制下での基盤を運営している。 同社の急速に拡大する商品エコシステムには、企業向けサービス型ステーブルコイン・ソリューション、リアルタイム決済機能を備えたグローバルなステーブルコイン決済レール、商取引向けオンチェーン/オフチェーンAPI、スワップサービス、カストディ、発行/償還、マーチャントツールに加え、越境決済、送金やDeFi統合を可能にするインフラが含まれる。 同社では現在、2025年に約8,000~9,000万米ドル (約124~140億円) の未監査収益を報告すると見込んでおり、現代のデジタル資産経済への移行を牽引する主導的立場を強化している。
ファースト・デジタルでは、機関投資家の信頼を基盤とした分散型金融エコシステム「ファイナンス・ディストリクト (Finance District)」のローンチ準備を整えた。このシステムは、同社にとって重要なマイルストーンとなる。 その中核をなすのは、自律型AIエージェントやデジタルアシスタントがFDUSDを用いて機械並みの速度で価値を取引・決済・分配できるようにするエージェント型支払・決済レイヤー「プリズム (Prism)」である。 これにより、全く新しいカテゴリーのAI駆動型金融が解き放たれ、コンプライアンスや信頼性を損なうことなく、収益フローの自動化、運用コストの効率化、急速に拡大しつつあるオンチェーン経済への参加が実現される。 ファースト・デジタルは、「ファイナンス・ディストリクト」により、プログラマブル決済、コミュニティガバナンス、実世界での有用性が融合し、自律経済の金融インフラを構築する、次世代DeFiの最前線に立つ。
ファースト・デジタルについて詳しくは、こちらを参照されたい: https://1stdigital.com/ir-and-disclosures
別途、ファースト・デジタルは2025年4月3日、香港特別行政区高等法院原訟法廷において、スン・ユチェン (Sun Yuchen)(別名ジャスティン・サン (Justin Sun)) の公開告発に対する名誉毀損訴訟を開始する召喚状を提出した。 本件に関する追加情報および公開提出書類は、以下で閲覧可能である: https://1stdigital.com/ir-and-disclosures
提案中の企業結合の戦略的根拠
KOYNの経営陣はSPAC取引、デジタル資産、構造化された資本市場において豊かな経験を有しており、ステーブルコインに対する世界的な規制明確化の加速、越境決済・送金・オンチェーン決済の爆発的成長、完全裏付け・コンプライアンス・透明性を備えたステーブルコインに対する機関投資家からの需要の増加、およびWeb3決済インフラとプログラマブル通貨への移行から利益を得ているセクターにおいて、ファースト・デジタルがグローバルリーダーになるユニークな立場にあると確信している。 合併後の企業は、ファースト・デジタルの国際的な規模拡大を加速させ、商品群を拡充し、規制・コンプライアンスの対応基盤をさらに制度化する方針である。
経営陣のコメント
ファースト・デジタル創業者兼CEOであるヴィンセント・チョク (Vincent Chok): アジア太平洋地域に根ざし、新興市場に焦点を当てている世界初の米ドル建てステーブルコイン発行体の上場は、ファースト・デジタルだけでなく、世界中でのデジタル金融の進化においても画期的な出来事です。 当社では、長年にわたり信頼の基盤を構築してきました。 透明性のある準備金、規制対象の構造、機関投資家に対応するレールを整備し、本日がその新たな章の始まりとなります。 本年中に予定されているファイナンス・ディストリクトとエージェント型決済レイヤーであるプリズムのローンチにより、リアルタイムのAI駆動決済と次世代のプログラマブル・コマースへの扉を開くことになります。 提案中のKOYNとの本合併により、当社はグローバルな規模拡大を図り、信頼されるデジタルドルの未来を形作り続ける立場を得ることができます。」
CSLMデジタル・アセット・アクイジション・コープIII会長ヴィック・ミッタル (Vik Mittal): 「ヴィンセントのような先見の明を持つ人物と協業できることを光栄に思います。 カストディ、誠実さ、信頼。 プログラマブルマネーは、世界中の決済ネットワークを単一のグローバルドルネットワークに統合します。 遂に、世界の金融基盤を一から書き換えられます。 長い間待ちわびていた展開です。」
確定文書
当事者は、最終契約が締結された時点で、提案中の企業結合に関する追加詳細を発表する。 いかなる最終契約の締結、その時期、または取引の完了については、いかなる保証も行えない。 いかなる取引も、満足のいくデューデリジェンスの完了、提案中の企業結合を規定する最終契約および関連付随契約の交渉、それらで交渉された条件の充足、取締役会および株主の承認、規制当局の承認、その他の慣例的条件を満たすことを条件とする。
顧問
コーヘン・アンド・カンパニー・キャピタル・マーケッツ (Cohen & Company Capital Markets) は、ファースト・デジタルの独占的な資本市場およびM&Aアドバイザーを務めている。 ローブ・アンド・ローブ (Loeb & Loeb LLP) はKOYNの法律顧問を務めている。 DLAパイパー (DLA Piper LLP)(米国) およびDLAパイパーUK (DLA Piper UK LLP)(英国) はファースト・デジタルの法律顧問を務めている。
追加情報およびその入手方法
提案中の企業結合に関連して最終契約が締結された場合、同社または新設の持株会社が委任状/目論見書を作成し、SECに提出する。 委任状/目論見書およびSECに提出されるその他の書類には、提案中の企業結合に関する重要な情報が記載されるため、KOYNは、投資家および証券保有者に対し、それらが入手可能になった際には必ず読まれるよう強く推奨する。 委任状は、提案中の企業結合および同書に記載されるその他の事項に関してKOYN株主が投票するための委任状勧誘に関連して、KOYNのクラスA普通株式保有者に配布される。 全てのSEC提出書類は、www.sec.govで無料で入手可能である。
勧誘の参加者
KOYN、ファースト・デジタルならびに各々の取締役、役員および従業員は、提案中の企業結合に関連する委任状勧誘において、SEC規則に基づく参加者と見なされる可能性がある。 KOYNの取締役および役員に関する情報は、KOYNのSEC提出書類で入手可能である。
提案中の企業結合に関与する者の利害関係に関する追加の詳細は、委任状勧誘/目論見書が入手可能になった時点で同書に含まれる。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースにおけるファースト・デジタルに関する情報は全て、ファースト・デジタルのみによって提供されたものであり、KOYNによる独立した検証は行われていない。KOYNは、当該情報の正確性または完全性について一切の表明または保証を行わず、法律で義務づけられている場合を除き、本プレスリリースの情報を更新する義務を負わない。 本プレスリリースには、KOYNおよびファースト・デジタルに関する「将来の見通しに関する記述」が含まれる。 ファースト・デジタルおよびKOYNの事業に関する期待、予想、予測は実際の結果と異なる可能性があり、したがって将来の事象の予測としてこれらの将来の見通しに関する記述に依拠すべきではない。 「期待する」、「予想する」、「 予測する」、「予算」、「見通し」、「見込む」、「意図する」、「計画する」、「かもしれない」、「するだろう」、「できる」、「すべき」、「信じる」、「予期する」、「可能性がある」、「継続する」などの言葉および類似の表現は、こうした将来の見通しに関する記述を特定する意図で用いられている。 これらの将来の見通しに関する記述には、将来の業績に関する期待、提案中の企業結合の財務的影響の見込み、提案中の企業結合の完了条件の充足、および提案中の企業結合の完了のタイミングに関する記述が含まれるが、これらに限定されるものではない。 これらの将来の見通しに関する記述には、実際の結果が予想されている結果と大きく異なる原因となる可能性がある、重要なリスクおよび不確実性が伴われる。 これらの要因のほとんどは、KOYNおよびファースト・デジタルがコントロールできるものではなく、予期が困難である。 このような差異を生じさせる要因には、以下の事項が含まれるがこれらに限定されるものではない。(1) 提案中の企業結合に関する交渉およびその後の最終契約の解除を引き起こす可能性のある事象、変更、またはその他の状況の発生、ならびに提案中の企業結合に関して最終契約に定められる条件が趣意書に定められた条件と大きく異なる可能性、 (2) 提案中の企業結合およびこれに関連する最終契約の発表後に、当事者に対して提起される可能性のある法的手続きの結果、(3) KOYNおよびファースト・デジタルの株主の承認を得られないこと、またはその他のクロージング条件を満たせないことなどを含めた理由により、提案中の事業統合を完了できないこと、(4) 提案中の企業結合後、統合後の企業の証券をNASDAQ証券取引所 (Nasdaq Stock Market LLC)、ニューヨーク証券取引所 (New York Stock Exchange)、またはその他の国内証券取引所に上場できないこと、または上場を維持できないこと、(5) 提案中の企業結合の発表および完了の結果、提案中の企業結合により現在の計画および運営が混乱するリスク、(6) 競争、統合後の企業が成長し、収益性を維持しながら成長し、主要な従業員を維持する能力などから影響を受ける可能性のある、提案中の企業結合によって見込まれている利益を認識する能力、(7) 提案中の企業結合に関連する費用、(8) 適用される法律または規制の変更、ならびに(9) KOYN、ファースト・デジタル、および統合後の企業がSECに提出済みまたは今後提出予定の書類に記載されているその他のリスクおよび不確実性。 前述の要因のリストは、他の事項を除外するものではない。 これらの将来の見通しに関する記述は、記述時現在の事項を述べているに過ぎないため、過度に依拠すべきではない。 KOYNおよびファースト・デジタルは、法律で義務づけられている場合を除き、その期待の変化または当該記述の根拠となる事象、条件、もしくは状況の変化を反映するよう、将来の見通しに関する記述を更新または修正する義務を負わない。 KOYNおよびファースト・デジタルの過去の業績は、将来の業績を保証するものではない。 したがって、KOYNおよびファースト・デジタルの過去の業績記録について、将来の投資成果やKOYNおよびファースト・デジタルが今後生み出す、あるいは生み出す可能性の高いリターンの指標として過度に依拠すべきではない。
申込みや勧誘の排除
本プレスリリースは、いかなる有価証券または提案中の企業結合に関する委任状、同意、または承認の勧誘を構成するものではない。 本プレスリリースは、いかなる有価証券の売買の申し出またはその勧誘を構成するものではなく、当該管轄区の証券法に基づき当該申し出、勧誘または販売が違法となる管轄区における有価証券の販売を行うものではない。
ファースト・デジタル・グループについて
ファースト・デジタルは、デジタル資産およびステーブルコインインフラの主要プロバイダーであり、完全裏付け型米ドル建てステーブルコイン、信託・カストディサービス、グローバル決済ソリューション、企業向けホワイトラベルステーブルコイン発行を提供している。 同社の主力商品であるFDUSDは、コンプライアンス第一のガバナンスモデル、分離信託構造、月次独立監査による証明により支えられ、世界で最も取引量の多いステーブルコインの1つである。 ファースト・デジタルは複数の管轄区域で事業を展開し、主要金融センターで有効なライセンスと登録を維持している。
CSLMデジタル・アセット・アクイジション・コープIIIについて
KOYNは上場特別目的買収会社であり、デジタル資産、規制対象金融インフラ、次世代フィンテックを含む高成長・フロンティア技術分野に焦点を絞っている。 KOYNは、複雑な公開市場取引のソーシング、実行、管理の実績を持つ経験豊かなSPACチームによって率いられている。
投資家向け、報道関係者向けの問い合わせ先
サマンサ・ヤップ (Samantha Yap) | YAPグローバル (YAP Global)
samantha@yapglobal.com
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